さくらプロジェクトが3000本植樹の目標を達成し終了
さくら委員会のメンバー等 (中央)山本栄二委員長(総領事)
2000年に、「10年間でオンタリオ州に桜の苗木3000本植える」という目標のもと始められたさくらプロジェクトが、このほどその目標を達成し終了しました。
去る9月20日、最後の苗木植樹式を日系文化会館にて行うとともに、これまでプロジェクトに関わってきたさくら委員会メンバーをはじめとする関係者の出席を得て、終了式典が行われました。
さくらプロジェクトは2000年の開始以来、個人や企業から約8万3千カナダドルの寄付を受け、日本とカナダの友好の印として合計3082本の苗木がオンタリオ州内各所公園や大学などの公共施設を中心とした58か所に植えられてきました。桜は日本の美を象徴するものであり、近年オンタリオ州内でもその開花時期には多くの人が花見を楽しむようになるなど、このプロジェクトは、両国の親善と相互理解促進に貢献してきました。
終了式典においては、さくら委員会メンバーで造園家であるスコット・フジタ氏や、植樹に関する助言と支援を行ってきた委員会顧問のレイ・カチュマルスキー氏に対し、さくらプロジェクトに対する長年の貢献を称え、在トロント日本国総領事表彰が行われました。