【復興発信使】モンキー・マジック〈KIZUNA大使〉のトロント特別ライブ成功!
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2月19日(日)に当館が主催しました【震災復興発信使】モンキー・マジック〈KIZUNA大使〉の特別アコースティック・ライブは、大成功を収めました。御協力いただいた日系文化会館及びヤマハ・カナダ・ミュージック社に対して心から御礼を申し上げます。
ご承知のとおり、モンキー・マジックは仙台を基盤としており、メンバー4人は東日本大震災による自宅の被災等にもかかわらず、震災直後に音楽活動を中止し、被災地に赴いて困っておられる被災者のため、がれきの撤去作業など、黙々とボランティア活動を行いました。音楽活動再開後も、「SEND 愛」プロジェクトを立ち上げ、被災者支援のためのチャリティーコンサート開催を積極的に進め、音楽を通じて被災者に勇気を与え続けています。
トロントにおけるモンキー・マジックの人気の高さ、ファンの多さは、準備を進めた当館も驚くほどでした。彼らの歌の素晴らしさのみならず、被災者支援に惜しみない努力をしている彼らの人間としての魅力が、沢山のファンを魅了しているのは明らかです。
今回の公演でメンバー4人は、新曲を含め満員の聴衆の胸に響く素晴らしい歌の数々を披露してくれるとともに、自らの震災経験、ボランティア経験、モンキー・マジックとして音楽を通じた「人間活動」を行い、そして外務省から任命された〈KIZUNA大使〉として、カナダをはじめ世界との「絆」を深め、日本の元気を伝えたいという決意を語ってくれました。メイナードさんは、震災後ソーシアル・メディアを通じてたくさんの方から励ましの言葉をいただき、大変ありがたかったと、またブレーズさんは、トロントに来るのを大変楽しみにしていたと語ってくれました。彼らの素晴らしいコンサートが、トロントの多くのファンにも、困難を克服し、生きていく勇気を与えてくれたことは間違いありません。
震災後1年経って確かに被災地では復興が進んでいる一方で、まだまだ被災者の人々は厳しい生活を余儀なくされていることが現実であります。
当館としまして、当地の多くの方々が震災直後から義援金活動等を通じて日本を支援していただいていることに対し、改めて御礼申し上げるとともに、モンキー・マジックのように被災地を盛り上げ、被災地とカナダをつなぐ「絆」を深めるため、更に努力したいと考えております。今後とも皆様のご協力をお願い申し上げます。
“MONKEY MAJIK” プロフィール
MONKEY MAJIKは、カナダ人兄弟 Maynard(Vo&G)、Blaise(Vo&G)と日本人のリズム隊tax(Dr)、DICK(B)からなるハイブリッドバンド。2000年に結成し、仙台を拠点に活動している。2006年1月、binyl recordsより1stシングル「fly」でメジャーデビュー。全国のFM33局でパワープレイを獲得。2006年2月、フジテレビ「西遊記」主題歌の「Around The World」がリリースされ爆発的ヒットを記録。BENNIE K、m-flo、SEAMO、吉田兄弟など数々のアーティストとのコラボレーションや、SMAPへの楽曲提供を展開。東日本大震災後、復興支援プロジェクト「SEND愛」を立ち上げ、継続的な支援活動を行っている。7/3には大阪城野外音楽堂、10/16には故郷仙台でのチャリティーライブを開催。10月26日には“復興支援”をテーマに書き下ろしたNEWシングル「Headlight」をリリース。そして、2012年1月25日にリリースする16thシングル「HERO」は、“日本赤十字 はたちの献血キャンペーンソング”になっており、この楽曲は、明日を迎える“勇気”を与えてくれるだろう。彼らは、日本国外務省により「復興発信使〈KIZUNA 大使〉」に任命され、今回のトロント公演が実現したもの。