中山総領事、日本・トルコ合作の映画上映会へ出席
(中央)中山総領事とセン・トルコ総領事 (写真提供:トロント日本映画祭・日系文化会館) |
6月19日、中山総領事はトロント日本映画祭で上映された「海難1890」を、セン・トルコ総領事と共に観賞しました。日本とトルコ合作によって作られたこの作品は、1890年日本沿岸で500名以上の船員が犠牲となった、エルトゥールル号海難事件が起こった際の日本人によるトルコ人救出活動と、1985年イラン・イラク戦争下のテヘランでのトルコ救援機による日本人救出活動という両国の絆を象徴する歴史的関係を描いたものです。
中山総領事は冒頭挨拶にて、日本とトルコは長年に亘り友好関係を保っており、「海難1890」」で描かれている事件が両国の絆をより一層深めたと述べました。また、2015年11月には安倍内閣総理大臣とレジェップ・タイイップ・エルドアン・トルコ共和国大統領の二人が本作を鑑賞し、両国政府もこの作品を重要視しており、今回のトロントでの上演会が日本とトルコ・コミュニティーの友好関係を深める事になると幸いであると述べました。今月23日まで開催されるトロント日本映画祭での同上映会には約435名が参加しました。
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(右より)中山総領事、へロン日系文化会館館長 |