3月の犯罪
デイビッド・マックロウ ( 37歳 ) 、家庭内暴力関連で17件の嫌疑
3 月 29 日付トロント市警ニュース
( Japanese Social Service より情報提供)
市警 11 分署の捜査により、 28 歳の女性に対する 17 件の犯行のため 37 歳の男が逮捕された。
嫌疑の状況は、
9年の間、加害者は被害者に対し、暴行、屈辱を与え、頻繁に虐待していたが、被害者はこの状況を、事態が一層悪化することを恐れて警察に通報していなかった。
3 月 28 日火曜日、午前 10 時 50 分ごろ、被害者が大学の授業に出席していたところ、
容疑者が教室の外から被害者を誘拐し、
被害者を監禁した上、暴行を加えた。
被害者は友人に事態を伝えることが出来、友人が警察に通報した。
3 月 28 日火曜日、デイビッド・マックロウ( 37 歳)は、以下の容疑で逮捕された。
強制監禁 2 件
恐喝
性的暴行
暴行 11 件
器物破損
公 権力の介入が家庭内暴力の継続を防ぐ事は、はっきりと統計に示されている。虐待を受けている人はすぐ警察に通報することが求められている。また「虐待女性 救援電話 Assaulted Women's Helpline 1−866−863−0511 」に電話をして助けを求めることも可能である。
虐待に関する情報を持っている人は警察またはクライムストッパーズまで電話 416−222−TIPS (8477) 、オンライン www.222tips.com で連絡を取るよう願いたい。
JSS情報分析
日本では数年前の立法以来活発な摘発と被害者の保護が進められているようだが、当地でも被害の報道は頻繁であり、 JSS が取り扱うカウンセリングでも、この種のケースは少なくない。
当地で被害者保護ないしは発生防止がどのように行われ、どのように利用するかなどの詳しい情報は、 JSS がアジア系の数カ国の団体と共同で作成したウエッブサイト、プロジェクトブルースカイ www.projectbluesky
「交通安全取り締まり週間」に約2万件の検挙
3 月 21 日付トロント市警ニュース
( Japanese Social Service による情報提供)
市警は 3 月 19 日に交通安全の活動として 2 週にわたる「交通安全取り締まり週間」を行った。
期間中、 19,443 人の自動車利用者、自転車利用者、歩行者が違反を犯し検挙された。
酒酔い運転 90 件
免許証の 12 時間停止処分 153 件
安全ベルト不使用 584 件
スピード違反 8,301 件
不注意運転 210 件
路上レースの摘発 8 件
免許停止期間中運転の摘発 289 件
信号無視、車間距離違反、道路標識違反 3,356 件
上記以外の違反 6,146 件
歩行者の違反行為 264 件
交通違反犯罪の摘発、告訴 42 件
横断歩道ないし交差点の安全使用を妨げた駐車違反 1,747 件
今年に入ってすでに 18 人の市内で交通事故のため命を失っている。内 11 人は歩行者で、安全は道路を使用する人全ての責任であることを再認識するべきである。
市警交通部は「交通安全取り締まり週間」の基本的姿勢を念頭にこれからも交通ルール遵守徹底していく方針である。
歩行者もドライバーも十分に注意し、無意味な死亡事故を避け、自分自身の安全のためにも以下を心掛けることが大切である。
安全のための警報
3 月 14 日付ピール郡警察ニュース
(J apanese S ocial S ervice よりの情報提供)
ブランプトン市のガーデンゲートサークル / マックローフリン通り地域とメドーウオーク通り / ラベンスウッド通り地域で、この 2 ヶ月の間に婦女暴行事件が 2 件起きたことより、ピール郡警察は地域の住民に注意警報を出した。
最 初の事件は 2 月 28 日火曜日午後 3 時 10 分ごろ、 14 才の女性被害者がメドウウオーク通り / ラベンスウッド通り付近を帰宅中に襲われた。第2の事件は 3 月 6 日火曜日午後 3 時 30 分ごろ、 21 才の女性被害者がガーデンゲートサークル / マックローフリン通り付近を出勤中、起きた。2件とも暴漢は被害者の自由を奪った上、強姦した。
捜査課では犯人を特定するべく捜査中である。
マイク・メットカフ署長はピール郡の住民に、住民の安全と保護の確保は郡警察の最優先事項であることをアピールすると共に、市民が安全な生活のために十分に注意を払って欲しいとうったえている。
暴漢に関する情報
黒人男性、 16 ~ 18 歳、1 65 ~ 167.5 cm、 70 ~ 80 kg、禿頭で左頬ににきびあり。これら 2 件の襲撃で暴漢は青いふわふわした、白いロゴのついたコートを着用。
ピール郡警察は、住民の安全を守るため以下の情報を提供することとした。
街路では、
エレベーターの中では、
緊急事態への備え、
公共交通利用時、
JSS情報分析
性 犯罪に関する統計は、犯罪の分類方法、刑法の差異などがあり比較し難い物だが、それぞれの警察が発表している統計を筆者なりに推定を加えて分析すると、ト ロントでの発生率 ( 年間人口 10 万人当たり ) は東京の約 7.5 倍、約 110 人が被害にあっている
。トロントが北米各都市に比べて安全な都市であることに疑いの余地はないが、日本と比べた場合の状態は、安全とはいえない。従って性犯罪に限らず日本の状態に慣れた人々が不用意な生活をすると被害に遭いやすいと言えそうである。
掲出した記事は周辺地域のピール郡警察が発表したものだが、類似の事件報道はトロントを含むGTA各地域警察の発表で毎日のように掲載される物の一つである。この記事では被害に遭わないための注意事項が比較的詳しく掲載されているので今回の対象にした。
この種の事件に限らず、危険を避ける手立てはかなりある。だからと言って加害者を弁護する意志は全くないが、避けうる手立ては打つのが市民としての責任でもある。
願わくば、より多くに人々が事件報道に触れ、その地域の状況に合った予防手段を身につけ、実行することを望みたい。

