Japan Now講演会シリーズ平成29年度第3回(日本研究センター開設記念シンポジウム)が行われました
平成29年12月1日

(左から)アントン・ブラウン・アトランタ連邦準備銀行シニア・アドバイザー、木下信行元日銀理事、マーク・マンガー・トロント大学准教授
11月29日、トロント大学マンク国際問題研究所日本研究センターと当館が共催するJapan Now講演会シリーズの今年度第3回目となる講演会(「Escape Velocity? How to overcome secular Stagnation in Japan and Abroad」)が行われました。今回の講演会は、日本政府の支援で今年7月に開設された日本研究センターの開設記念シンポジウムとして開催され、アントン・ブラウン・アトランタ連邦準備銀行シニア・アドバイザーと木下信行元日銀理事(現アフラック・シニアアドバイザー)をスピーカーに迎え、日本経済の直面する課題と選択肢について講演・パネルディスカッションが行われました。
伊藤総領事は、挨拶の中で、日本経済は多くの問題に直面しつつも官民で努力を続け、明るい兆候も多く見られること、同じ価値観を共有する日本とカナダが更に相互理解を深め、共通の課題に共に取り組んでいくためにもトロント大学に日本研究センターが設置されたことは非常に意義深いことを述べました。

マンク国際問題研究所暫定所長ランダル・ハンセン教授による冒頭挨拶と伊藤総領事の紹介

伊藤総領事による挨拶

進行役を務めたマンガー准教授

木下元日銀理事による講演

ブラウン・アトランタ連邦準備銀行シニア・アドバイザーによる講演

3名によるパネルディスカッション

質疑応答セッションの様子

日本研究センター暫定所長ポーリー教授による挨拶
ポーリー教授は、今回の講演会は「経済」がテーマだったが、政治や社会、国際関係など多岐渡る分野の問題を扱っており、政治経済学・国際関係研究・地域研究を3つの柱とするマンク国際問題研究所の下に設置された日本研究センターの開設記念シンポジウムとして極めてふさわしいものであったと述べました。
ポーリー教授は、今回の講演会は「経済」がテーマだったが、政治や社会、国際関係など多岐渡る分野の問題を扱っており、政治経済学・国際関係研究・地域研究を3つの柱とするマンク国際問題研究所の下に設置された日本研究センターの開設記念シンポジウムとして極めてふさわしいものであったと述べました。