加日修好90周年記念事業「狂言公演」の開催(11月28日~12月2日)

令和元年12月20日
加日修好90周年記念事業として,11月28日から12月2日にかけて「狂言公演」を開催しました。京都を拠点に「お豆腐狂言」の名で親しまれている茂山千五郎家から当主の十四世茂山千五郎さん,松本薫さん,井口竜也さん,山下守之さんの4名の狂言師の方々がトロントを来訪し,トロント市内及びマーカム市で全5公演を行いました。

【開催日・会場・演目】
11月28日 日系文化会館 『延命袋』『蝸牛』
11月29日 トロント補習授業校 『柿山伏』
11月29日 マーカム市バーリー美術館 『延命袋』
12月 1日 王立オンタリオ博物館 『延命袋』
12月 2日 国際交流基金 『呼声』『因幡堂』


 

日系文化会館での松本薫氏による解説「狂言のおはなし」での会場風景


日系文化会館では小林ホールに能舞台を設置しての本格公演が行われた


国語教科書で取り上げられている『柿山伏』を鑑賞するトロント補習授業校の子どもたち。
小学5年生から高校3年生までが鑑賞会に参加


マーカム市との共催でバーリー美術館にて開催された狂言鑑賞会の様子


狂言上演に関してマーカム市スカルピティ市長より伊藤総領事への感謝状を同市長に
代わり手交するカリッド・ウスマン市議会議員


王立オンタリオ博物館で舞台挨拶をする十四世茂山千五郎さん


狂言の解説をする伊藤総領事


王立オンタリオ博物館での装束付け実演


王立オンタリオ博物館で上演後の質疑応答に対応する十四世茂山千五郎さん


国際交流基金では同時開催の扇展に合わせ,扇の使い方の実演も実施


上演後に扇展を観覧する参加者