加日修好90周年記念事業「狂言公演」観覧募集のご案内
令和元年11月14日
加日修好90周年記念事業「狂言公演」を開催します。
いつの世も、だれからも広く愛される、飽きのこない、そして味わい深い――という意味を込めて、自ら「お豆腐狂言」を名乗る茂山千五郎家が、トロントにやってきます。日本の伝統の笑いをぜひ味わってください。
【日時】2019年11月29日(金)午後6時30分開場、午後7時開演
【場所】日系文化会館(Japanese Canadian Cultural Centre)6 Garamond Court, Toronto
【演目】
『延命袋 (えんめいぶくろ) 』
『蝸牛(かぎゅう)』
【出演】
14世茂山千五郎正邦
松本薫
井口竜也
山下守之
<予約方法>
入場は無料ですが,来場ご希望の方はevent@to.mofa.go.jp まで,以下の情報を記載して申し込みのメールをお送り下さい。
1. 希望席数(1回の申し込みにつき4席まで)
2. 申込者氏名(同行者がいる場合はすべての同行者の氏名をお送りください)
3. こちらからご連絡してよい連絡先(申し込み人数が複数の場合は代表で可。メールあるいは電話番号)
★登録が完了しましたら,折り返し確認と当日のご案内についてメールを差し上げます。座席は一部の招待席を除き,自由席となります。会場の都合で定員に達し次第,申し込みを締め切らせて頂きます。
ご質問もevent@to.mofa.go.jpまで。皆様のお申し込みをお待ちしております。
『蝸牛』(かぎゅう)
『延命袋 』 (えんめいぶくろ)
【あらすじ】
『蝸牛(かぎゅう)』
修行を終えて里帰りする山伏が、竹藪の中で昼寝をしています。一方、ある家の主人が登場し、祖父の長生きを願ってカタツムリを食べてもらおうと、召使いの太郎冠者にカタツムリを取りにやらせます。昔はカタツムリが長生きの妙薬と信じられていたようです。
ところが、太郎冠者はカタツムリを知りません。主人から、「カタツムリは、頭が黒くて腰に貝をつけ、時々は角を出すものだ」と教えられて、太郎冠者は竹藪へ出かけるのですが、昼寝をしている山伏をカタツムリと信じ込んでしまいます。とんでもない勘違いですが、山伏も面白がって太郎
冠者に「でんでん虫の謡」を教え、ふたりでウキウキ舞いはじめます。
様子を見に来た主人まで巻き込まれ、3人が賑やかに舞いながら幕に消えてしまいます。なんとも奇妙な、狂言らしい終わり方で、朗らかな空気が会場いっぱいに広がる作品です。
『延命袋 (えんめいぶくろ) 』
恐妻家の主人が、妻の里帰りしていることを幸いに、太郎冠者に離縁状を届けさせます。
当然、妻は怒り狂い、実家から夫のもとへ怒鳴り込むのですが、夫にも男の意地があります。妻の剣幕に怯えながら、離婚の気持を変えません。それなら…と、妻は財産を要求するのですが、ちゃんと分捕り品を入れるために、大きな袋を持ってきました。
離婚してくれるなら何でも持って行けという夫の言葉に喜んだ妻は、いろいろなものを物色するのですが、最後に選んだものは何だったでしょう?
微妙な夫婦の情愛を笑いで包んで見せる佳作です。
いつの世も、だれからも広く愛される、飽きのこない、そして味わい深い――という意味を込めて、自ら「お豆腐狂言」を名乗る茂山千五郎家が、トロントにやってきます。日本の伝統の笑いをぜひ味わってください。
【日時】2019年11月29日(金)午後6時30分開場、午後7時開演
【場所】日系文化会館(Japanese Canadian Cultural Centre)6 Garamond Court, Toronto
【演目】
『延命袋 (えんめいぶくろ) 』
『蝸牛(かぎゅう)』
【出演】
14世茂山千五郎正邦
松本薫
井口竜也
山下守之
<予約方法>
入場は無料ですが,来場ご希望の方はevent@to.mofa.go.jp まで,以下の情報を記載して申し込みのメールをお送り下さい。
1. 希望席数(1回の申し込みにつき4席まで)
2. 申込者氏名(同行者がいる場合はすべての同行者の氏名をお送りください)
3. こちらからご連絡してよい連絡先(申し込み人数が複数の場合は代表で可。メールあるいは電話番号)
★登録が完了しましたら,折り返し確認と当日のご案内についてメールを差し上げます。座席は一部の招待席を除き,自由席となります。会場の都合で定員に達し次第,申し込みを締め切らせて頂きます。
ご質問もevent@to.mofa.go.jpまで。皆様のお申し込みをお待ちしております。
『蝸牛』(かぎゅう)
『延命袋 』 (えんめいぶくろ)
【あらすじ】
『蝸牛(かぎゅう)』
修行を終えて里帰りする山伏が、竹藪の中で昼寝をしています。一方、ある家の主人が登場し、祖父の長生きを願ってカタツムリを食べてもらおうと、召使いの太郎冠者にカタツムリを取りにやらせます。昔はカタツムリが長生きの妙薬と信じられていたようです。
ところが、太郎冠者はカタツムリを知りません。主人から、「カタツムリは、頭が黒くて腰に貝をつけ、時々は角を出すものだ」と教えられて、太郎冠者は竹藪へ出かけるのですが、昼寝をしている山伏をカタツムリと信じ込んでしまいます。とんでもない勘違いですが、山伏も面白がって太郎
冠者に「でんでん虫の謡」を教え、ふたりでウキウキ舞いはじめます。
様子を見に来た主人まで巻き込まれ、3人が賑やかに舞いながら幕に消えてしまいます。なんとも奇妙な、狂言らしい終わり方で、朗らかな空気が会場いっぱいに広がる作品です。
『延命袋 (えんめいぶくろ) 』
恐妻家の主人が、妻の里帰りしていることを幸いに、太郎冠者に離縁状を届けさせます。
当然、妻は怒り狂い、実家から夫のもとへ怒鳴り込むのですが、夫にも男の意地があります。妻の剣幕に怯えながら、離婚の気持を変えません。それなら…と、妻は財産を要求するのですが、ちゃんと分捕り品を入れるために、大きな袋を持ってきました。
離婚してくれるなら何でも持って行けという夫の言葉に喜んだ妻は、いろいろなものを物色するのですが、最後に選んだものは何だったでしょう?
微妙な夫婦の情愛を笑いで包んで見せる佳作です。