トロント・クリケット・スケーティング・アンド・カーリング・クラブへの令和元年度外務大臣表彰
令和元年10月2日

表彰状を受け取るトロント・クリケット・スケーティング・アンド・カーリング・クラブのジョン・テブリン会長(左)と伊藤総領事
9月18日、トロント市内にあるスポーツクラブ「トロント・クリケット・スケーティング・アンド・カーリング・クラブ」への令和元年度外務大臣表彰伝達式が同クラブ内のメインラウンジで行われました。同クラブは1960年代に日本からのフィギュアスケート選手を長期または短期に受け入れて技術指導や振付を行い、また、日本に指導者を派遣する等して、日本のフィギュアスケートレベルの向上に貢献しました。また、トロントに来訪した選手を会員宅にてホームステイとして受け入れ、交流親睦事業を行う等、草の根レベルの日加交流にも寄与してきました。そのような日加の相互理解及び友好親善促進への貢献から、今回の受章となりました。

これまで日本のフィギュアスケート選手とトロント・クリケット・スケーティング・アンド・カーリング・クラブとの交流に
貢献してきた樋口豊氏(写真中央)、同市のコーチであったシェルドン・ガルブレイス氏(写真左)、現在同クラブでコーチを務める
ブライアン・オーサー氏(写真右)の写真等を表彰状とともに展示

長年にわたる日加スケート選手の交流を物語る寄贈品の数々

1980年代に同クラブを訪問され、会員とアイスダンスをされる故三笠宮崇仁親王殿下の写真

開会の辞を述べるジョイス・ハイジー元国際スケート連盟副会長(右)と同クラブの日加交流のきっかけと
なった樋口豊選手と交流のあったデビッド・マッギルブレー氏(左)

同クラブで日本人選手らを指導するトレーシー・ウィルソン氏

受賞団体の功績紹介及び祝辞を述べる伊藤総領事

乾杯には福島産の泡酒を用意

日本酒を手に往年の交流の思い出を語る

同クラブでかつて指導を受けた天野真氏(右)と現在同クラブでコーチを務めるジスラン・ブリアン氏(左)

現在同クラブで訓練している若手日本人スケーターたちと伊藤総領事