第62回池坊いけばなトロント支部主催いけばな展

令和7年6月9日

ベティー・ルー・アライ トロント支部長による作品

6月8日、日系文化会館にて池坊いけばなトロント支部主催の第62回華展が開催されました。トロント支部に加え、ミシサガ市とノース・ヨーク地区の会員も参加し、50点もの作品が展示された他、認定講師であるマリー・オウディア氏、アベリー・ホルム氏、ティナ・ウォング氏による自然の美を見出した立花、生花、自由花の3つのスタイルの実演と解説が行われ、満場の観客が、手捌きや完成した作品を鑑賞しました。同展に参加した松永総領事は、冒頭挨拶にて、池坊は最も古く最大の流派であり、その起源や発展の経緯、また「他を生かして、共に生きる」という理念を紹介すると共に、長年同会館にてボランティアとして池坊の「和の美」を継承し続ける会員らに感謝の意を述べました。

◇日系文化会館における池坊いけばな教室
https://jccc.on.ca/programs/cultural-classes/ikebana-ikenobo
 


冒頭挨拶を行う松永総領事


マリー・オウディア氏によるデモンストレーションの様子


アべリー・ホルム氏によるデモンストレーションの様子