第51回小原流いけばなトロント支部主催「春の華展」

令和7年4月14日

4月13日、トロント植物園で小原流いけばなトロント支部主催の第51回春の華展が開催され、多くの参加者で賑わいました。小原流トロント支部会員による25点の作品が展示された他、会員であるロシータ・タム氏、キャロル・レグロス氏、ミングリー・ウー氏による生花の実演が行われ、満場の観客が、生花の手捌きや、完成した作品を鑑賞しました。また会場では生花のワークショップが開催され、多くの子供たちが生花の楽しさを体験しました。同展には松永総領事も参加し冒頭挨拶で、小原流のスタイルは伝統的な様式を守りながらも新しい要素を取り入れ、進化を続けており、それが多くの人々を魅了している旨述べました。今年は寒さが長引き、春の訪れが待ち遠しい中、同展には生花や花の愛好家が詰めかけ、一足早い春の訪れを満喫しました。


冒頭挨拶を行う松永総領事


ミッツィ・ヤウ小原流トロント支部会長(中央)と参加者


会場でのデモンストレーションの様子