第36回カナダ全国日本語弁論大会の開催

令和7年4月1日

出場者及び審査員と実行委員長

3月30日、第36回全国日本語弁論大会(主催:全国日本語弁論大会実行委員会)がヨーク大学にて開催されました。カナダ国内7地区大会で優勝した計24名が集い、初級・中級・上級・オープン部門で、自身の経験や将来の希望、社会問題、異文化理解等のテーマについて熱弁を振るいました。開会式で松永総領事が挨拶を行い、日本語学習を通じた文化交流は日加友好関係の基盤となる旨述べ、出場者を激励しました。デイビス・アルバータ大学高円宮日本研究教育センター暫定所長、当地日本語教育関係者のほか日本語・日本文化を学ぶ学生などが発表を見守りました。

本大会では、日本の外務省が実施する対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」により、本年2月に訪日したアリエル・ユピター・ヨーク大学学生から日本滞在時の体験が紹介されました。また、日系文化会館(JCCC)による居合道(無門会)、空手(糸東流糸洲会)の紹介やヨーク大学学生によるダンスとソーラン節のパフォーマンスも行われました。

<各部門優勝者>
初級部門:Alex Sarkozi(ヨーク大学)「数学、音楽、失敗学」
中級部門:Kai Lee(ブリティッシュコロンビア大学)「日本がくれた夢」
上級部門(最優秀賞):Ava-Karie Hislop(ヨーク大学)「髪は女の・・・」
オープン部門:Yuna Wong(ヨーク大学)「文化のスクランブル交差点で」