

被爆者の思いを世界に
8月25日在トロント総領事公邸にて、トロント在住の平和教育家、節子・サーロー女史の外務大臣表彰伝達式が催されました。
表彰状を手にする節子・サーロー女史(右)と山本総領事代理(左)
サーロー女史は、13歳のときに広島市において被爆。カナダに移住後、同国において核兵器に関する関心がほとんどなかったことを憂慮され、1975年からトロント市庁舎前で「広島デー」を開催、また、カナダ初の原爆写真展を開催するなど多くのカナダ人に問題意識を与えて来られました。さらに、英語で語れる数少ない被爆者として、国連などの場において自らの体験を語るなど、世界に向かって核兵器の全面的な廃絶を唱道、我が国と諸外国の友好に貢献されました。
伝達式には多くの関係者が集まった
表彰状
サーロー女史は伝達式に際し、「外務大臣表彰という栄誉を賜り、深く感謝している。我々被爆者は過去長年にわたり世界に向けて核兵器の恐ろしさを訴え続けてきた。同じく被爆し亡くなった同胞の死を無駄にしないためにも、我々は生き続け、そして核兵器のない世界の実現に向けて歩んでいく。日本政府に対しては、核兵器の廃絶に向けて指導力を発揮するよう強く要請したい。」と力強く述べられました。
招待者と談笑されるサーロー女史
サーロー女史は、招待者一人一人にお声をかけられ、また、最後まで記念撮影の求めに快く応じられるなど、多くの人に愛され尊敬されているお人柄が感じられました。